社長ブログ

人材育成と5SとKD調査のこと。

2023.04.13

社長ブログ

人材育成と5SKD調査のこと。

数年前から会社全体で人材育成と5S活動に力を入れておりますが、これは単純に会社の為ではありません。個人の能力などを先ずは上げたいと考えている。そして、その影響と結果として会社業績を上げようとの考えのもと行っています。先ずは自分自身の場合はどうかと考えてみてください。個人の能力が上がれば会社の能力も向上する。この考えのもとにこれらの活動を実施しています。という事で先ずは自分自身の能力をあげる事を考えて頂いて行動してください。

上場企業も多数が実施している5S作業です。トヨタは5Sでなく、更に更に進んで、なんと120Sを全社で行っています。創造経営の人材育成は約40年以上にわたって公認会計士・税理士等日本でも有数の会社で実施して、良い結果をもたらしています。しかもそれらは倒産企業などの再生で実績があります。倒産企業の再生には人材育成が不可欠だからです。この事をご理解願います。我々の会社は全く何も実績の無いところの研修や作業を会社でさせている訳ではありません。5Sはその作業の一環でもあります。

人材育成は仕事上の成長と人間性の成長の両方の成長が不可欠である。

要は仕事とその人の人間性の改善が不可欠であると言う意味です。

成功する為には仕事を頑張る事は必須ですが、同時に人間性の改善や成長が不可欠です。その為に人材育成として5Sを行っています。5Sは仕事と同時に個人のプライベートでもされると良いと思います。自分自身の生活や身辺を一度見直すという意味でも良いと思います。時間の使い方が上手になると思いますので、時間を有効に使えるようになると思います。

また同時に我が社では年に一度の割合でKD調査と直後面接を全員に実施しています。アンケート形式のKD調査では1は人間力、2は業務達成能力、3は組織統合力をテストで調べます。その後面接をさせていただくのはテストとの整合性を確かめる為です。正確に社員個々人の現在の状態を把握する為です。そして、必要であれば指導させていただく考えの元これらを実施しています。これらは一般社員用のツールですが、経営者や組織のトップに立とうとするリーダーにはもう一つの能力が必要になっています。それは先見性洞察力です。ただ単に先を読んだり或いは読めるという様な単純なものではありません。仕事に関係する事なら、仕事での経験値でできるからです。先見性洞察力とは簡単に言うと、動物が地震や天変地異を瞬時に察知する能力に近いと言われていますが、経営者にはこれが実は必要なのです。

KD調査の1は人間力、2は業務達成能力、3は組織統合力ですが、1は対人的な能力ですが、簡単に述べると自己中度が解り他人に対しての気遣い度が解ります。これは人間としての成長と共に上昇いたします。かといって点数が低いといって悲観する必要はありません。人との係わりを増して行けば年単位で上がってきます。

2の業務達成能力は仕事をきちんと出来るか?どうかの能力です。これは日頃の仕事をきちんとしていて、継続していれば上昇いたします。

3の組織統合力はグループのリーダーとしての能力です。大きく言えば会社のリーダーとなれる素養があるか?が数値的に推察されるのです。これは今の自分の存在はどこから来ているか?の認識と感謝から始まります。自分の元を認識して、その感謝から始まります。この意識や認識が無い方や薄い方はリーターの素養が低いので、先ずはそこから学習する必要があります。

これら個人の生活でも大変役立ちますし、会社業績好転にも繋がるので5S同様KD調査は我が社では実施していて、必要時にはアドバイスをしています。

それから、人間の能力の大きな部分である健康能力(身体健康と精神健康)についても会社は主に身体健康は定期的な検診やインフルエンザの時期の注意喚起や予防接種の推進を進めていますが、精神健康の部分も非常に重要なので、各自に自身の精神健康管理は御願いするものの身近な方で困っていそうな方がいましたら、一人で悩まないで他人のアドバイスや受診をするように勧めて頂ければと思います。